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月曜日。朝からマックに集まった。友達が捕まったのに学校なんて行ってる場合じゃねー。イーグルの江守に聞いた話だと一輝も持ってかれたらしい。雹は事実上潰れた。あとはナイトの奴が何人かとイーグルからも2人引っ張られた。大所帯の俺達が信義だけってのは奇跡に近い。幽鬼連合は半数以上捕まった。検問に突っ込んだんだから当たり前か。頭は誰かはわからないけどソイツも逮捕された。ただ、まだチームが残っているって事は戦争は終わってなかった。 「とりあえずウチは信義が頭だから。他に代理とかたてる気ない。このまま戦争は続ける。地元こんなんされて黙ってらんねーだろ!」 浜は完全に封鎖された。夜はおまわりが交代制で立ってて、噂では工事が始まりバカでかい門が着くらしい。終わった。 「いまは他のチームの出方も見なきゃならない。とりあえず連絡とってみるからそれまで待っててくれ。」 真也は結局来なかった。学校にも出てきてない。たしかにいい加減な奴ではあったけれどここまでくると笑えない。きっと俺達に言えない様な気まずい悪さしてるはずだ。なんとかしないと。 でもいまは真也に構ってる暇はない。戦争を終わりにする事が先だ。けど、俺達の気持ちとは裏腹に、戦争は予想外の結果で終わる事になる。幽鬼連合の残党が手打ちの連絡をナイトの健司にしてきた。どーやら逮捕されずに残っている連中は最後までやる気はないらしい。それよりも早くチームを立て直す事が先決って事だ。奴等の地元はうちの南の県境。そこのチームに上がってこられると俺達以上の脅威になる。 「今週の金曜の夜、奴等が来るからその前に一度集まって話決めよう。お前んとこも頭持ってかれちまって終わりじゃ納得できねーだろうからな。」 今回は健司が間に入る。まだナイトにしてもイーグルにしてもどーするか決まってなかった。ウチも正直、やる気ではいたけど、元々浜守るための戦争で浜走れなくなっちまった事で戦う意味は半分だ。ただこのバカ共のせいで信義が捕まった。最後まで行くべきか。こんな時に相談できるのは真也ぐらいだけど今回だけはあてにできない。困った俺はあの人に電話した。
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ちょっとだけ未来 ―――成人式、式典の後――― ザワザワ、ガヤガヤ 梓「先輩方、成人おめでとうございます!晴れ着姿似合ってますよ」 律「おー、梓。来てくれたのか!」 紬「うふふ、ありがとう梓ちゃん」 澪「よく私たちを見つけられたな?こんなに人多いのに」 梓「そりゃ、ほとんど毎日顔合わせてますし。雰囲気で分かります!」 律「ほほう。嬉しいこと言ってくれるじゃんかー」グリグリ 梓「ちょ、羽交い絞めないでください!着崩れるでしょう!」ジタバタ 澪「律やめてやれ。せっかく梓が祝ってくれてるのに」コツン 紬「りっちゃんは二十歳になっても変わらないわね♪」 律「おーよ!元気印のドラマーとは私のことだ!」エヘン 梓「まったく……。そういえば、唯先輩はどこに?」 紬「式が終わってから姿を見てないわ。どこにいるのかしら?」キョロキョロ 律「唯ならなんか写真撮られまくってたぞ。引っ張りだこだった」 澪「大学入ってから『イメチェンする!』って髪型変えたからな。皆驚いてたし」 梓「びっくりしましたよ。髪だけで印象まで変わるんですもん」 紬「澪ちゃんと並んで放課後ティータイムの双璧ボーカルって触れ込みですもの」ウフフ 律「ま、中身はなーんにも変わってないけどな!」プププ 澪「お前が言うな」キッパリ 梓「律先輩が言わないでください」バッサリ 律「いくらなんでもそんなにはっきり言われるとへこむぞ?」ズーン 紬「りっちゃんはりっちゃんのままでいいのよ♪」ナデナデ 律「ムギだけが私の味方だー!……ところで」 澪紬梓「?」 律「澪しゃんや。愛しの唯が皆に取られててもいいのかしらん?」ニヤニヤ 澪「なんで?」 梓「なんでって……一応お付き合いしてるんですから」 紬「心配じゃないの?」 澪「心配も何も、唯の一番は私だからな。気にしてないよ」ドーン 律紬梓「Oh……」 律「お前の惚気は天井知らずかよ!」 梓「一番変わったのは間違いなく澪先輩ですね……」 紬「いい!それでいいのよ澪ちゃん!」キラキラ 唯「み、皆おまたへ~……いやー疲れたよぉ」ヨロヨロ 澪「おかえり唯。お疲れ」ギュッ 唯「ただいま澪ちゃん~。あれ、あずにゃん来てたの?」ギュッ 梓「そうやってすぐ手繋いで……はい、憂がほとんど準備しちゃって」 唯「あはは、憂すごく張り切ってたからね~」 律「待て待て、話が見えないぞ」 紬「何のことかしら?」 梓「えっとですね、皆さんが成人したお祝いにパーティしようってことになって」 唯「私の実家で憂や純ちゃんがお料理作って待ってるんだよ」 澪「この前から唯が電話で話し込んでたのはそういうことだったのか」 唯「そだよー。ごめんね澪ちゃん、秘密にしてて」 澪「いいよ唯。皆のためだったんだろ?」ナデナデ 唯「澪ちゃん……」 澪「唯……」 律「おらおらお前ら人前でいちゃつくなバカ!」ウガー 梓「ルームシェアしだしてから一層周りを気にしなくなりましたね」ウンザリ 紬「」パシャパシャ 律「おいムギその一眼レフはどこから出した」 梓「とにかく!憂が全部仕込んでしまったので私がお迎えに来たんです」 律「そういうことか。つっても、私は一旦家に帰って着替えたいんだけど……ムギは?」 紬「ええ、私も着替えたいな。後で唯ちゃんの家に行けばいいかしら?」 梓「はい!時間は追って連絡します」 律「よっし、そうと決まればちゃっちゃと帰りますか!宴会だー!」 紬「私、皆で宴会するの夢だったの!」 梓「ふふ、私も楽しみです!……で、こっちは」チラッ 唯澪「」イチャイチャ 律「梓、行くぞ。こいつらは放っておこう」スタスタ 梓「ですね。行きましょう」 紬「いいわぁ♪」キラキラ ―――唯の家――― 律「おらー!律様の登場だぜ!」バーン 紬「お邪魔しま~す♪」 澪「バカ律!インターホンも鳴らさずに入るやつがあるか!」 律「勝手知ったる何とやらだ!」 澪「威張るな!もっと遠慮ってのを考えろ!」ゴチン 律「遠慮!?人前でいちゃつくお前が言うか?お前が言うのか!!」ギャース 澪「私はいいんだよ!」ギャース 律「あぁ!?」 紬「まぁまぁ二人とも。せっかく唯ちゃんの家に来たんだから喧嘩はだめよ」ドウドウ 唯「わぁ~、賑やかだと思ったら。皆来てくれてありがとう!」 和「騒々しいわよ。いい年なんだから子供みたいにはしゃがないの」 律「お、和じゃんか。お呼ばれされたのか?」 和「ええ、仮にも唯の幼馴染よ。それに私たちも友達じゃない」 紬「うふふ、まるで高校生に戻ったみたいね」 和「ふふ、そうね。……で、ムギが両手に持ってる袋ってもしかして」チラ 律「おう、お酒だお酒!ついにおおっぴろげに飲めるんだぞ!飲まずにいられるか!」 紬「買うときドキドキしたわ~」 和「ハメ外しすぎないようにね。未成年もいるんだから」 律「わーかってるって!それくらい分別ついてるよ」 和「だといいけど。それはそれとして……」 澪「ゆいー」ベタベタ 唯「みおちゃーん」ベタベタ 和「高校のときよりひどくなってない?」 律「一緒に住みだしてから特にな。3時間以上離れてるところを見たことない」ヤレヤレ 紬「大学じゃとっても有名なの♪」 和「容易に想像できるわ……。とにかく、上がって。私が言うのもアレだけど」 律「おう。ほら澪、唯!」 唯澪「」ジーッ 律「だめだ埒あかない。先に行っててくれ」 和「……はぁ。ムギ、行きましょ」スタスタ 紬「頑張ってりっちゃん!」テクテク 律「おーい聞こえてるかー?」フリフリ 唯澪「」キャッキャウフフ 律「……縞パン」ボソッ 澪「」ドスッ! 律「うぐぉはぁっ!?」 澪「唯、行こ」スタスタ 唯「り、りっちゃん大丈夫?」 律「ぅぉおおお……理不尽すぎるぅ……」ピクピク ―――リビング――― 梓「それでは改めまして」コホン 梓憂純「ご成人おめでとうございます!」ペコリ 律「いやー、ありがとうありがとう!」 純「先輩方すっごく大人っぽいです!」 紬「でも来年は純ちゃんたちよ?そんなに変わらないわ」ウフフ 澪「それにしても、すごい量の料理だな」 梓「ほとんど憂です。私たちって必要だったかな純?」 純「私は梓が迎え行ってる間に結構頑張った」エヘン 唯「我が妹は本当に良くできた子だよ~」ナデナデ 憂「お姉ちゃん恥ずかしいよぉ!一生に一度ですから、盛大にお祝いしないとって思って!」エヘヘ 和「唯は料理、頑張ってる?」 唯「そ、それなりに……?」 律「疑問系かい」ビシッ 澪「朝は毎日私が作ってるよ。いつも匂いで起き出してくる」 紬「澪ちゃん奥さんみたいね」クスッ 唯澪「いやぁ……」デレッ 梓「何で唯先輩まで照れるんですか」 純「まぁまぁ。それよりも早く食べましょう!」ウズウズ 憂「冷めちゃいますよ~」 和「そうね。じゃ、律。乾杯の音頭お願いね」ポン 律「私っ?よっしゃ、皆の者!コップをとれいっ!」 唯「了解っ!」 律「ではでは、私たちの成人を祝って!!」バッ 「かんぱ~い!!」ガシャーン ―――数時間後、夜中――― 紬憂和「」スヤスヤ 律梓純「」グーグー 澪「……結局皆潰れてしまった」 澪「真っ先に和が沈んだのがまずかったな……後は無法地帯、と」ハァ ガチャ、バタン 唯「ふい~、皆の分の毛布あって良かったー」ヨイショ 澪「お疲れ。寒いからな、ちゃんと暖めないと」パサッ パサッ 唯「さっき外見たら雪降ってたよ。積もっちゃうかも」パサ パサ 澪「ホントに?明日帰れるかな」 唯「明日は講義無いから大丈夫だよ。……よしっ、これで皆大丈夫!」 澪「まさか憂ちゃんや梓までお酒飲むとは思わなかった」 唯「りっちゃんと純ちゃんはノリノリだったねぇ」 澪「多分律の奴、最初から和を潰す気だったな。まったく」 唯「若気の至り、って感じだね。……うぅ、寒っ」ブルブル 澪「ほら、こっち来て。暖めてあげる」チョイチョイ 唯「わーい、抱っこ~」ガバチョ 澪「ふふ、って冷たっ!大丈夫か?」スリスリ 唯「おぉ澪ちゃんあったか~」 澪「暫くこうしてるか。……それにしても唯、結構飲んでたけど酔ってないのか」スリスリ 唯「うん、平気だよ。私強いみたい」エヘヘ 澪「これからはあんまり飲みすぎるなよ?ボーカルは喉が大事だ」スリスリ 唯「あ、そっか!それで澪ちゃんそんなに飲まなかったんだね」 澪「そう。あとタバコだ、絶対吸えないな」スリスリ 唯「煙たいの嫌いだからそれは大丈夫!」 澪「よしよし。……そろそろ暖まった?」 唯「うーん、暖かくなったら眠くなってきたぁ」ウトウト 澪「寝ちゃってもいいよ。思う存分抱きしめておく」 唯「澪ちゃんは~?」ウトウト 澪「唯の寝顔見てから寝る」キリッ 唯「いつもと変わんないね……おやすみぃ」ギュウ 澪「おやすみ唯」ギュッ 唯「……」スー 澪「……寝付きはいいんだよな」クスッ 澪「……」 澪「……独り言、言ってもいいよな」ボソ 澪「私たち、もう大人なんだよな」 澪「時間経つのはあっという間。唯たちに出会ってからは特にそうだ」 澪「……あっという間だったけど、出会えた皆は全員特別だ」 澪「律もムギも梓も。応援してくれてる和や憂ちゃん、純ちゃんも」 澪「かけがえのない私の親友だ」 澪「……でもな」 澪「唯はもっともっと特別なんだ」 唯「……」 澪「1年前、唯の所に転がり込んだろ?唯がいないと、私もうダメなんだ」 澪「ずっと傍にいたい。楽しいときも悲しいときも迷っているときも」 澪「……傍にいさせて。……唯は……」 澪「私の最高のパートナーだ」ギュ 唯「……」 澪「……唯」 唯「……」 澪「……起きてるだろ」 唯「……」ピク 澪「心臓の音、すごいぞ」 唯「……ずるいよ澪ちゃん。そういうことはちゃんと言って欲しいな」ムクリ 澪「普段はくっついてるだけだし。それに独り言だって言ったろ?もう言わない」プイッ 唯「だーめ。お願い……澪」ジー 澪「……じゃあ、もっと唯の隣に相応しくなってから言う。あといきなり呼び捨てやめて。もっと好きになるぞ」カァッ 唯「充分相応しいよぉ?澪澪みお~♪」スリスリ 澪「も、もう……私もう寝る!」クルッ 唯「え~お喋りしてようよー?」 澪「ベーシストの朝は早いの」 唯「意味分かんないよぉ。せめてこっち向いて~」グイグイ 澪「……ほら、これでいいだろ。おやすみ唯……」ギュッ 唯「うん!おやすみ澪……」ギュゥ 唯澪「……」スヤスヤ ―――朝――― 律「うぅん……」ムクリ 律「……朝かぁ……ぅぁあ、あったま痛ぇ……」ズキズキ 律「うえぇ……あんなに飲むのこれっきりにしよう……」ヨロヨロ 律「……ん?」チラリ 唯澪「……ムニャ」ガッシリ 律「よくあんな体勢で寝られるなおい」ハァ 律「……私もだけど、皆二人のこと応援してるんだからな。別れたりしたら承知しないぞ」 唯澪「……ぁりがと……」ムニャムニャ 律「ね、寝てるよな?」ビクッ 唯澪「」スースー 律「ふぅ。放課後ティータイムとしても頑張っていこーぜ!……お?」チラ 律「うおぉ!雪だ!皆起きろすげー積もってるぞー!!」ドタバタ 紬梓和憂純「うるさぁい!!!」ズキズキ 律「ご、ごめんなしゃい……」ビクッ 唯澪「……ぐぅ」ニコニコ どっとはらい。 いつまでも皆仲良しでいてほしいね。同窓会あるだろ、とかはスルーの方向で。 初出:3- 643 GJ!! -- (名無しさん) 2011-01-16 22 21 39 起ったから抜いた -- (名無しさん) 2011-01-23 06 30 44 もっと好きになるぞ なればいいじゃないッ!!どんとこいd(ry -- (名無しさん) 2012-08-30 16 12 38 りっちゃん不憫だw 二人ともお幸せに -- (名無しさん) 2013-04-03 01 29 44 いいぞもっとやれ -- (名無しさん) 2014-08-30 03 34 02 名前 コメント すべてのコメントを見る 戻る TOP
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【名前】ちょっと有利な成人男性 【大きさ】成人男性並 【攻撃力】成人男性並 【防御力】成人男性並 【素早さ】成人男性並 【特殊能力】死なない。負けない。引き分けの場合にはこのキャラの勝利になる。 ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 506 名前:格無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 22 57 00 ちょっと有利な成人男性 は死なないだけで再生するとは一言も書いてないから手足をへしおったり首がとんだりバラバラになって行動不能になれば負けだよね? 507 名前:格無しさん 投稿日:2006/11/06(月) 22 57 26 多分 738 名前:格無しさん 投稿日:2006/11/09(木) 23 37 04 ちょっと有利な成人男性の考察 カゲムシャに近いが 負けない→引き分け→引き分けなら勝つ、という極悪コンボが成立するため 普通に戦ってたらまず負けないし勝つ 勝などと同列だろう メタ勝利の壁再考察
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ちょっとざんねんなおはよう【登録タグ VOCALOID ち 曲 鈴坂 鏡音レン】 作詞:鈴坂 作曲:鈴坂 編曲:鈴坂 唄:鏡音レン 歌詞 (YouTube概要欄より転載) 朝早くに目が覚めた 昨日は夜遅くに寝たのに よくわからない夢を見てなんとも言えない気持ちで目覚めた せっかく早起きしたから外に出てみた 朝日が眩しすぎてすぐ家に引き返した やっと頭が冴えてきた 特にやるべきことは無いけど 少しおなかがすいてきた 冷蔵庫の中身無いけれど ちょっと残念なおはよう コメント 名前 コメント
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ちょっと一息、休憩がてら 1.マスターの余興 マスター(Future01)が暇つぶしに作ったアドベンチャー 赤いきつねの物語シリーズ 『赤いきつねの物語』 「赤いきつね」になって、油揚げからまひろんを奪い返すアドベンチャーゲーム! 『続・赤いきつねの物語』 赤いきつねが帰ってきた!またも盗みをはたらいた油揚げ!どうなるきつね耳! このページは、メンバーで自由に使えるページです。いろいろ作ってね♪
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名前らる ラル Eメール親友は→まやちん★ URLhttp //blog.amigo-chat.com/gurannparu/ 性別女 年齢12歳 都道府県神奈川県 血液型B型 趣味オシャレ・ネイル・お買い物 好きなもの服・嵐・・・物?!・おしゃれ 嫌いなもの虫・ぶりっ子・早起き・荒らし コメントハッピーバースデーしょう君(>w<)/ あなたにとって素敵な29歳になりますように!! あいらぶしょう★ gurannparu.gif
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お題「12」「鐘」「冬」 文章系 文章系2 文章系3 文章系4 その他
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お姉ちゃんがいないと、勉強もスケジュール作りも、ちゃんとした寝起きもできない私だけど、 料理だけは教えてあげられるよ。 覚えなきゃいけない公式の意味や、英語の文法、お姉ちゃんが目指す弁護士が 具体的に何をする仕事なのか、みんなよくわからない私だけど、 ひとつだけ絶対にわかることがあるよ。 「……でね? 新作が出たからって連れまわされちゃってさ」 「新作? こなちゃんが好きなアニメとか?」 「そうそう、OVAで、初回限定のフィギュア付きだって喜んじゃってね」 「おー、ぶい、えー……」 最近のお姉ちゃんはなんだかとっても目が輝いてる。 輝いてるっていうか、何ていうのかな、キラキラしてるっていうか。 あ、同じ意味だったかな、そうだよね。 「そういえば、お姉ちゃん。 こなちゃんと二人になってる時間、増えたよね」 「えっ、増えてる……かな」 うん、絶対に増えてる。 お姉ちゃんは「おたく」には興味ないって言ってたけど、 よくアニメや漫画、ゲームの話をしてるの。 もともと、そういう人たちが好きになる小説 ―― 「ライトノベル」って言うんだっけ ―― が 好きで、ゲームも他の女の子よりはやってるみたいだから、変だとは思わないけど。 「お姉ちゃんはどれくらいアニメ好きなの?」 「うーん、別に、全然見ないわね」 でも、アニメの話はするようになったね。 お姉ちゃんが見ているわけじゃなくて、こなちゃんが見ているアニメの話。 もしかしたら、本当は見てたりして。 そこまで考えなくてもいいかな? 何もびっくりするようなことのない日常の会話、だけど、 やっぱり一つだけ今までとは違うことがあるんだ。 ―― お姉ちゃんが、家族じゃない誰かのことをずっと考えるようになったってこと。 誰かって言っても、それはすぐにわかっちゃう。 頭の良くない私でも。 こなちゃんのことを、ずっと気にしてる……本当は、友達より上になりたいって思ってるんだよね。 ゆきちゃんが教えてくれたんだ。 話の中身は難しいからあんまり覚えてないけど、 「同じ性別の人たちが付き合うことはおかしいって言われているけど、 実は結構ありふれたことなんだよ」って感じだったかな? 二人で仲良く話し合ってるお姉ちゃんとこなちゃんを見ながら言ってたの。 その時は全然意味がわからなくて考えてたけど、最近のお姉ちゃんを見るとすごく納得できる。 晩ご飯を片付けた後、毎晩こなちゃんのことを楽しそうに話してくれるお姉ちゃん。 自分の部屋にこなちゃんと一緒の写真をたくさん貼り付けてるお姉ちゃん。 本当にたまーにだけど、私のことを間違えて「こなた」って呼んじゃうお姉ちゃん。 携帯で、こなちゃんとの通話やメールの記録が、私との記録よりもいつの間にか多くなってるお姉ちゃん ―― きのう、ちょっと後ろからのぞいちゃった。 ごめんね ―― 。 正月にはお祈りまでしたのに、こなちゃんと同じクラスになれなくて一日中落ち込むお姉ちゃん。 「お姉ちゃんって優しいよね。 こなちゃんの好きなものに一生懸命ついていこうとしてる」 ちょっとだけ、ほんのちょっとだけいじわるしちゃう。 「こなちゃんに、一生懸命ついていこうと」 「ななな何言ってんのよっ!?」 ごめんね。 顔、真っ赤にさせちゃって。 「そんなんじゃなくて! こなた、一人だと寂しそうじゃない? だから、その……」 こなちゃんはお姉ちゃんに「ツンデレ」って言葉をよく使う。 意味を聞いたら、確かにその通りの性格みたい ―― こなちゃん向け限定で。 お姉ちゃんは私にはずっと優しい。 寝坊しそうな時とか、宿題を忘れちゃった時は怒られるけど、それは私が悪いもんね。 だけど、こなちゃんにはいつもこんな感じ。 今そうなってるのは、私がこなちゃんの話をしたからだよね? 双子だけど、髪や目の色くらいしか似てるところのないお姉ちゃんと私。 お姉ちゃんがいっぱい知ってることでも、私にはわからないことばっかり。 でも、心のどこかで通じ合ってる気がするの。 だから、気づけるんだよ。 お姉ちゃんはこなちゃんが好きだって。 もっとはっきり言っちゃうと、恋人さんどうしになりたいって。 「ツンデレ」は、私にも見せない、こなちゃんに向けた愛の形なんだってこと。 「……なんていうか、ほら、もうちょっと一緒にいてあげられたらなって、それだけよ」 お姉ちゃんはとってもいい人。 一人じゃ何もできない私をいつも助けてくれるし、 一緒に歩いてる時は周りを見ていろいろと心配してくれるし、 なんとなく夜が怖くなったときには近くで寝てくれるし、他にもたくさん、数えられないほどいっぱい。 でも、私はもう大丈夫。 ずっとお姉ちゃんの頼りになってたら、成長できないから、一人前になれないから。 これからはもっとこなちゃんのそばにいてあげて。 私とは学校でも家でも話せるし、二人でいる時間は十分あるでしょ? 寂しくないよ、だから―― ――自分の気持ちに正直になってね。 絶対だよ! 「ありがとう、お姉ちゃん」 「ん? いきなりどうしたのよ?」 「えへへ、なんとなく、かな」 私をここまで支えてきてくれてありがとう。 これからは、私がお姉ちゃんを支えてあげられたらいいな。 どれくらい力になれるか、自信はないけど。 こなちゃんも、きっとお姉ちゃんを好きになってくれるよ。 二人とも似合ってるもん。 女の子どうしが恋人さんになるのも、おかしいことじゃないよ。 愛は自由だもん。 みんながダメって言っても、私は応援するからね! ゆきちゃんも仲間になってくれるよ! 「それよりつかさ。 ちゃんと勉強はしてる?」 「うん! 私、がんばる!」 「なんだか今日は元気ね。 どうしたの?」 私は今までよりずっとずっとがんばるよ! お姉ちゃんがもっと自由になれるように、 もっとこなちゃんと一緒にいられるように、 いつか……こなちゃんともっと幸せな仲になれるように! 「お姉ちゃんもがんばってね」 「えっ」 「何かあったら、手伝ってあげるから」 ――部屋を出るとき、お姉ちゃんは変な顔をしてた。 そうだよね。 急にこんなこと言われたらびっくりするよね。 私はがんばる。 ちゃんと勉強して、料理も今より上手になって、誰にも心配されないようになる。 一生懸命なお姉ちゃんのおかげで、私はとっても幸せでいられる。 今度はお姉ちゃんが幸せになる番だよ! こなちゃんに手作りのお弁当を作ってあげたいんだったら、いつでも、どんなことでも教えてあげるからね! ……なんだか眠くなってきちゃった。 この調子で明日もがんばろう。 おやすみなさい、お姉ちゃん。 笑顔のお姉ちゃんを見ていれば、私はそれだけで大丈夫だよ。 二人が幸せになれますようにって、ずっと祈っててあげる。 (柊) コメントフォーム 名前 コメント GJ!!(*´ω`*)b -- 名無しさん (2023-01-06 03 22 39) つかさやさし〜♪ -- かがみんラブ (2012-09-15 03 28 38) プレイ内容:自由。時間:自由。場所:自由。男性アルバイト募集中(〃▽〃) http //sns.b8y.in/ -- 恭子 (2012-07-01 06 16 14) つかさいい子~ -- 名無しさん (2012-02-08 16 09 30) つかさも策士よのう -- 名無しさん (2011-05-14 13 55 32) つかさ可愛いなぁ♪ -- 名無しさん (2010-04-17 23 52 05) 最後がw 良い話しなのに……。 -- 名無しさん (2010-04-16 16 52 02) ええ話や…でも最後の柊がwww -- 武蔵 (2010-03-29 23 14 29) 柊w -- 名無しさん (2008-05-12 21 56 26) さりげなく『柊』で吹いた -- 名無しさん (2008-04-07 02 51 58) 『柊』、ね……。 -- 名無しさん (2008-03-24 14 57 13)